「スピードラーニング」 - CDの中身
下のテキストが上級クラス1回目の最初の始まりの部分です。パラグラフ毎に最初に英文が、そして日本分が朗読されます。お分かりのように内容はストーリーになっています。ちなみにこの荒木さんのストーリーは8回目のCDまで続きます。上級コースではほぼ一貫してこのレベルの難易度です。当然、初級・中級コースではこれよりも簡単なはずです。
Mr. Hiroshi Araki was born in 1945 at a time when Japan was making a new
start right after the war as an emerging democratic country. |
荒木弘さんは1945年うまれ、日本が戦後新しい民主主義国家として生まれ変わろうとしていたときに生まれました。 |
He is now looking back on his life of a half century along with drastic
social changes that resulted from the modern technological advances that
propelled Japan into the modern world. |
数々の激動の社会変化の中で近代的技術革新を遂げ、今日の日本に至った過程の中で、自分の半世紀にわたる人生を振り返ろうとしています。 |
Having been born at a Buddist temple in a quiet farming area in Chiba-ken
as a successor of the chief priest, he was looked upon and treated differently
from the other children around there. |
千葉県のある静かな農村にあったお寺の跡継ぎとして生まれた彼は、幼いときから周りの農家の親や子供たちからは、彼らとは違うという、特別の目で見られて成長しました。 |
Because his father was then a sub-chief priest of the tepmple and at the
same time also the vice-presiden of his local primary school, he got a
lot of attention from the school kids. |
また父親も、当時その寺の副住職でありながら、地域の小学校の教頭であったことから、彼は学校においても、他の生徒たちからは特別視をされていました。 |
Such an environmet made him believe that he was different from the other
children and naturally had to be considered and treated differently. |
そのような環境の中で、自分は他の人とは違う、特別に扱われて当然という気持ちを持ち始めました。 |